慣らしのページで書いたんですが、低速がスカスカということで、TRICK★STARのPPS(パワーパルスシステム)ダイナミックver.を購入してみました。 劇的に変化するとは思っていませんが、ちょっとでもトルクが増せばいいかな、程度に思ってます。
 ドラスタでセールをやっていて9200円でした。
 サイズは思っていたよりも小さく、タバコの箱の半分にも満たない大きさです。 配線も30cmくらいと長さもあり、取り回しには余裕がありますね。
 取り付けはこんな感じにしました。 バッテリーのプラスとマイナスにつけるだけなのでものすごい簡単です。
 さっそくエンジンをかけてみると、アイドリングの状態ではたしかに変化がありました。 変わったのか変わらないのかわからない商品というのは私の性格上大嫌いで、すぐとっぱらってしまうのですが、これなら走りにも期待できますね。
 具体的に何が変わったのかというと、 回転数が上がり、デジタルタコメーターが1メモリ増えました。 それだけトルクが増えたと考えていいのでしょうかね。
 取り付け前  取り付け後  の音声(mp3)
 ちょっとわかりにくいかもしれませんが実際はかなりアイドリングの音が上がっていました。
 走り出してみると3000回転からのトルクが増えているのが体感できました。 パッケージの説明だともう少し低いあたりでパワーが発揮するみたいなことが書いてありましたが、残念ながら10Rではまったく変化が感じられませんでした。
(私が鈍感というのもあると思いますがね)
 それに体感できたと言っても冒頭で書いたような劇的な変化はなく、「元気になった」程度です。まぁレースで活躍されている方などでコンマを上げたいというのであればオススメかもしれませんが、目に見えるくらいの性能向上を目指している方にはどうかな、と思います。 f(^_^;)
 慣らしも終わり、今度はリミッターカット(フルパワー化)に挑戦してみたいと思います。 本来ならばマレーシア仕様は174馬力でてあるものの、日本の車検基準に合わせるためにあえてリミッターをつけて馬力を落としているそうです。 エンジンノイズを小さくするために3馬力程度しか落としていないらしく、体感できるものではないと思いますが、どうなんでしょうね。 f(^_^;)
 まずはカバーを外します。 六角2本を抜けば簡単に外れ、シートを固定しているボルトが見えてきました。
 シートも外すといよいよみえてきました。 右にみえる黒いカプラーがそうです。 一応バイク屋でサービスマニュアルをみてみると「イモビライザーなんちゃら」と書いてあったので、最初は不安でしたが、どうやら大丈夫のようです。
 これを外せば終了です。 ものすごい簡単ですね。 f(^_^;)
 実際「馬力が上がる」と 書きましたが、正確には高回転のゾーンが増えるといったほうがいいのでしょうね。 このリミッターのからくりは本来ならば174馬力を12500回転で出せるわけですが、車検時には実際に2分の1の6250回転で測定するので、排気音が大きく普通に車検に通らないのために、あえて10000回転でリミッターをかけ、その半分の5000回転で車検に通すという方法がとられているようです。
 つまりは10000回転からしか味わえないんですね…。 f(^_^;)
 外したあとは水に濡れないようにビニールテープでも巻いておくのをオススメします。