リッタークラスともなると1000キロ走るのは楽なもので、10日間で走りきってしまいました。 主に千葉の館山のほうや、神奈川の二宮のあたりまで慣らしがてら行きました。(あとは地元をちょこまか走ってました) f(^_^;)
 さて、慣らし運転中に思ったことをえらそうに書かせてもらいますが、この10Rというバイクは前ページでも書いたようにとにかく2000回転までがスカスカです。 250?なんて思うくらいですよ。
 逆に言えばマイルドな味付けでギクシャクした走りにならず、僕みたいなリッターバイク初心者や女性の方でも安心して乗れるのではないかな、と思いました。
 そして2000回転から上(といっても4000まで)はだんだん押されてくる感じで、音質も荒々しくなってきます。 まさにグリーンモンスターです☆
 高速走行ではカウルとスクリーンの偉大さに感動しました。 それなりに頭を出して乗っていても風圧でヘルメットが押されるといったことがなく、また伏せると風の音が消えてしまいます。 CBやゼファーといったネイキッドばかりを乗っていた自分としては風がストレスに感じでいたので感動ものでした。
 ちなみに6速4000回転でメーターは94キロと表示されていたので、それなりに車の流れにはついていけました。
 これは慣らしとか関係なく、今後もそうだと思うのですが、街中で乗っていてひとたび信号で停車すると水温が90℃台になります。 気温が28度とかの日には104℃までいきました。 内ももがヤケドするくらいです。(まんざらではありませんよ)
 走り出しても80℃台で、70℃台になるのは高速や飛ばしたときですね。
 慣らしが終わり、いつものようにパーツを注文しにバイク屋に行ったら新車の10Rが納車前の整備をしていました。 それをみて衝撃の事実がありました! なんと、マフラーの穴が小さいんですよ、自分のより! 最初は「排気音がかなりうるさいからさらもっとマフラーを詰めたんだろうな」と思っていました。 でも他の試乗車もそうでしたが、みんな穴が自分のバイクより小さいんですよ。 あまりにもおかしいんでお店の人と一緒にマフラーのシリアルナンバーを調べてみることに…。
(これが自分の所有している10Rのマフラーです)
 これが他の10Rすべてに着いていたマフラーです。 あきらかに大きさが違う! で、調べた結果、私の10Rには本来日本には輸入されるはずのないヨーロッパ仕様が装着されていたみたいです。 だから車検で一度落ちたのかと納得しましたが、それにしてもカワサキよ…、どうやったら間違えるんだ??
 走行距離が3000キロの時点でパワーチェックをしてみました。 すべてノーマルの状態で後輪出力150馬力。
  まあまあです! これにラムエアが加わるとプラス5から8くらいは上乗せてもいいでしょうね。
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